待降節:

アドベント・クリスマスのキャンドルについて

 

アドベントという単語は「到来」を意味するラテン語Adventus(=アドベントゥス)から来たもので、「キリストの到来」のことである。ギリシア語の「エピファネイア(顕現)」と同義で、キリスト教においては、アドベントは人間世界へのキリストの到来、そして、キリストの再臨【ギリシア語のパルーシアに相当】を表現する語として用いられる

 

西方教会では、教会の1年は待降節から始まる。11月30日の「聖アンデレの日」に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約4週間で、最も早い年で11月27日、遅い年でも12月3日に始まる。

 

5世紀後半に、クリスマス前の断食の時期として、聖マルティヌスの日が開始日と定められたが、後にグレゴリウス1世の時代に、4回の主日と定められた。最初のアドベントを待降節第一主日、もしくは降臨節第一主日と呼び、その後、第二、第三、第四と主日が続

カトリック教会ではキリストの降誕を待ち望む期間です。

 

12月25日のクリスマス【←これは、「キリストのミサ」という意味】の前の4週間のことを言います。

12月25日の置かれている週が(アドベント第4週。)

その週の初めの日曜に、4本目のロウソクに火をともします

その前の日曜に、3本目のロウソクに火をともします。

その日から、「アドベント第3週」がはじまります。

その前の日曜に、2本目のロウソクに火をともします。

その日から、「アドベント第2週」がはじまります。

その前の日曜に、1本目のロウソクに火をともします。

その日から、「アドベント第1週」がはじまります。

 

ロウソクの色は、クリスマスの典礼色とされる「紫」が使われるのが一般的のようです。

さて、1本ごとの意味ですが、……。

 

1本目のキャンドルは「預言のキャンドル」と呼ばれ、「希望」を表しています。

キリストは聖書の預言の成就としてお生まれになった、私たちの希望です。

 

2本目のキャンドルは「天使のキャンドル」と呼ばれ、「平和」を表しています。

キリストのご降誕を告げたのは天使です。

天使は、旧約聖書の詩篇から、「地には平和」と賛美しました。

 

3本目のキャンドルは「羊飼いのキャンドル」と呼ばれ、「喜び」を表しています。

キリストのご降誕が最初に告げられたのは羊飼いたちに対してです。羊飼いたちは飼い葉桶に寝かされている幼子イエスを見出し、喜びに満たされました。

 

4本目のキャンドルは「ベツレヘムのキャンドル」と呼ばれ、「愛」を表しています。

神の愛の現れであるキリストが生まれた場所はユダヤのベツレヘムです。

 

「希望」、「平和」、 「喜び」、「愛」は、わたしたちのために与えられたキリストです。

感謝して、この期間を過ごしたいと思います。

希望を抱いて、平和を喜び、愛を現して。

 

  クリスマス当日(25日)よりも、クリスマス・イブ(24日)の方がお祭りっぽいですが、それにも理由があります。

ユダヤでは、「日没からが一日の始まり」なんです。

だから、クリスマス・イブ(evening=夜)は実は24日ではなくて、25日に入っていることになるわけです。

それで、盛大にお祝いするわけです。